I — READING
写真を読む
写っているもの、季節、時間帯、天気、場所、色、そして全体の気配を読み取ります。 自分で選び直すこともできるので、AIの見立てと自分の感じ方がずれていても構いません。
01 — THE IDEA
きれいな夕暮れを撮ったとき、なんと言えばいいか分からないことがあります。 その「まだ言葉になっていない感じ」は、たいてい昔の誰かがもう詠んでいます。 言の葉レンズは、写真からその一首へ橋を架けます。
I — READING
写っているもの、季節、時間帯、天気、場所、色、そして全体の気配を読み取ります。 自分で選び直すこともできるので、AIの見立てと自分の感じ方がずれていても構いません。
II — MATCHING
33,402首それぞれに付けた題材・季節・情趣のタグと照らし合わせ、 珍しい取り合わせほど強く効くように重みを付けて、近いと見立てた一首を選びます。 重なりが浅いときは「縁の一首」として、そうと分かるように返します。
III — READING AGAIN
原文・現代語訳・鑑賞・出典をそろえて表示します。 心に残った歌は、その日の写真とともにカレンダーへ保存できます。
02 — HOW IT WORKS
使い方は写真を選ぶところから始まります。難しい設定はありません。
STEP 01
カメラロールから一枚選びます。写真は解析のあいだだけ使われ、 サーバーに保存されることはありません。
STEP 02
AIが読み取った季節や雰囲気が表示されます。 違うと感じたら、その場で選び直せます。
STEP 03
その写真に重なる一首が、現代語訳と鑑賞つきで返ってきます。 気に入ればカレンダーへ。
03 — THE ANTHOLOGIES
勅撰和歌集(ちょくせんわかしゅう)は、天皇や上皇の命によって編まれた歌集です。 撰者に任じられた歌人が、その時代までに詠まれた歌のなかから、 後の世へ伝える一首を選んでいきます。 905年の『古今集』にはじまり、1439年の『新続古今集』で終わるまで、 約530年のあいだに二十一の勅撰集が編まれました。これを二十一代集と呼びます。
百人一首をご存じなら、もう出会っています。
あの百首は、そのほとんどがこの二十一代集から選ばれた歌です。
905 — 1205
紀貫之が『古今集』に仮名序を書き、和歌の姿がかたちづくられた時代です。 小野小町、在原業平、和泉式部、紫式部。名を聞いたことのある歌人たちの歌も、 この八集のなかにあります。300年かけて八集という、ゆるやかな歩みでした。
1205 — 1333
後鳥羽院の命による『新古今集』が編まれ、言葉の技と余情が深められました。 藤原定家、西行、式子内親王。政の中心が武家へ移ってからも勅撰集は編まれ続け、 その間隔はむしろ短くなっていきます。
1333 — 1439
歌の詠みぶりにいくつかの流れが生まれた時代です。 澄んだ叙景で知られる『風雅集』もこの頃に編まれました。 そして1439年の『新続古今集』をもって、二十一代集は閉じています。
政の中心が移り、都のありようが変わっても、勅撰集は編まれ続けました。 これほど長く続いたのは、歌を集めて選ぶという営みが、 その時々の人にとって意味のあることだったからです。
I — 務めとして
勅撰集は、天皇や上皇の命によって編まれます。 その時代までに詠まれた歌を集め、選び、順に並べる。 これは折々に行われる朝廷の務めと考えられ、 先の集を受けて次の集を編むという形で受け継がれていきました。
II — 伝わるものとして
勅撰集に歌が採られると、その歌は写本とともに写し継がれ、 詠んだ人の名も一緒に伝わっていきます。 印刷のない時代において、歌は人の言葉と名前を、 遠い時代まで運んでいくものでした。
III — 伝える人として
藤原俊成・定家の流れを汲む家々は、歌の詠み方や古歌の読み方を代々伝えました。 撰者はその中から選ばれます。ひとりの才に頼るのではなく、 受け渡していく仕組みがあったことが、長く続いた理由のひとつです。
1439年の『新続古今集』ののち、京は長く戦乱の時代に入ります。 歌が詠まれなくなったわけではありませんが、勅撰という形で編まれることは、 それ以降ありませんでした。二十一代集が二十一で閉じているのは、そのためです。
04 — THE MEANING
当時の宮廷に生きた人々にとって、和歌は鑑賞する対象である前に、日々の言葉でした。 想いを伝えるのも、人を悼むのも、礼を述べるのも、歌にして送ります。 学問として学ばれたものでも、広く人々が楽しんだ娯楽でもありません。 限られた人たちの文化でしたが、その人たちにとっては たしなみであり、暮らしの一部でした。
I — 贈り、返すもの
和歌の多くは、誰かに宛てて送られ、返されたものです(贈答歌)。 勅撰集に一首だけ並んでいても、その向こうにはたいてい相手がいて、返事があります。 独白として詠まれた詩ではなく、やり取りの断片なのです。
II — 集って詠むもの
歌合は、左右に分かれて一首ずつ出し合い、判者がその優劣を述べる催しです。 題はあらかじめ決められ、どこが良いと見たかという判詞も書き残されました。 歌は、人の集まる場で披露され、その場で読み解かれるものでもあったのです。
III — 題を与えられて詠むもの
「春の曙」「山家の秋の月」といった題を与えられて詠む題詠も、広く行われていました。 目の前にある景色とはかぎりません。心のうちに立ちあがった風景や、 古歌のなかで見た景色を重ねて詠むこともあります。
勅撰集の歌には、しばしば詞書が添えられています。 「花を見て詠んだ」「旅の途中、雨に降られて」「久しく会わぬ人のもとへ」—— いつ、どこで、誰といて、何があったか。歌の前に置かれた、短いけれども具体的な説明です。
THEN
その日の情景を三十一文字に畳み、いつ何があったかを短い詞書で添える。 歌集はそれを季節の順に並べていきます。春から夏、秋、冬、そして恋へ。 個人の一瞬が、共有された暦のうえに置かれていきます。
NOW
いま私たちは、その場の光を一枚に写し、短い言葉を添えて残します。 撮った日付で並べ替え、季節ごとに振り返る。 道具が変わっただけで、していることは似通っているところもあります。
千年前の人も、残したかったのだと思います。
言葉にしなければ消えてしまうものが、あると知っていたから。
写真を読むのは、Google の生成AI「Gemini」です。写っているもの、季節、時間帯、天気、光の色、 そして全体の気配までを、いくつかの短い言葉へ置き換えます。 その言葉を、33,402首それぞれに付けた題材・季節・情趣のタグと照らし合わせ、 珍しい取り合わせほど強く効くよう重みを掛けて、近いと見立てた一首を返します。 重なりの深さは「響き合う一首」「近い一首」「縁の一首」の三段階で添えるので、 どれくらい寄り添えているかは受け取る側で確かめられます。
千年かけて編まれ、写本として伝えられ、研究者の手で整えられてきた三万三千首。 そして、今日あなたが撮ったばかりの一枚。 そのあいだを渡しているのは、いま手に入るいちばん新しい技術です。 千年前の言葉に、今日の道具で手が届く——そういう時代になりました。
言の葉レンズが写真から一首を引くのは、この二つが同じ身ぶりだと考えているからです。 あなたが今日うまく言えなかったことは、たぶん千年前の誰かが、もう言葉にしています。
05 — THE SOURCE
千年前の歌には、写本ごとの異同があります。同じ一首でも、底本が違えば文字が違う。 どこから持ってきたか分からないテキストを並べては、歌集を名乗れません。 本アプリの和歌本文は、国際日本文化研究センター(日文研)が公開する 「和歌データベース」に拠り、利用許諾を得たうえで収録しています。
I — THE INSTITUTION
京都・桂坂にある、日本文化を国際的・学際的に研究するための大学共同利用機関です。 人間文化研究機構に属し、国内外の研究者が共同で使うための基盤として、 多くのデータベースを構築し公開しています。 研究に使うために作られた資料なので、どの歌がどの本に基づくのかがはっきりしていて、 表記の揺れも整理されています。検索で拾えるテキストとは、そこが違います。
II — THE DATABASE
歌の本文だけでなく、読み・作者名・詞書(歌が詠まれた事情の書き添え)まで、 検索して引けるように整えられたものです。本アプリが一首ごとに 詞書まで表示できるのは、この堅実で弛まぬ整備があってこそで、 web上の断片的なテキストからでは同じことはできません。
III — OUR OWN WORK
データベースに拠っているのは歌の本文です。現代語訳と鑑賞は、 既存の注釈書を引き写したものではなく、本アプリのためにAIを用いて作成しました。 歌を味わう手がかりとして添えている、解釈の一例です。 誤りにお気づきの際は、お問い合わせからお知らせいただけると助かります。
IV — THE TAGGING
歌を写真から引くには、本文を持っているだけでは足りません。 一首ずつに題材・季節・時間・情趣のタグを付け、 珍しい取り合わせほど強く効くよう重みを計算してあります。 33,402首ぶんのこの下ごしらえが、マッチングの実体です。
06 — THE TRAILER
音を出してご覧いただけます。
07 — THE PRICING
試用のあいだは、サインインも支払い方法の登録も必要ありません。 アプリを入れて、すぐ使いはじめられます。
ベーシック
FOR EVERYDAY
¥280 /月(税込)
年額 ¥2,200(税込・月あたり約¥183)
プレミアム
MOST POPULAR — 年額がおすすめ
¥9,800 /年(税込・月あたり約¥817)
月額 ¥1,280(税込)
無料試用は、はじめて起動した日から14日間です。期間が終わると、 プランを選ぶまでAI写真解析は使えなくなります。
AI解析が使えないときは、端末のなかだけで動く簡易解析に自動で切り替わります。 通信できない場所でも、歌を探すこと自体は続けられます。
購入とお支払いは App Store を通じて行われます。解約は iPhone の 「設定 → Apple ID → サブスクリプション」からいつでも可能です。
08 — FAQ
解析のあいだは通信されますが、当社のサーバーに保存することはありません。 処理が終われば画像は破棄され、記録に残るのは「何バイトの画像だったか」といった数値だけです。 解析を担う Google の Gemini は有料枠で利用しているため、 送信した写真がAIの学習に使われることもありません。
写真が残るのは、一首を「カレンダーに保存」したときだけです。 このとき、その写真の小さな控え(長辺240ピクセル)が歌と一緒に保存されます。 ベーシックではお使いのiPhoneの中に直近30件まで。 プレミアムでは件数の制限なくクラウドにも安全に保管され、機種変更しても引き継げます。 詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。
はい。すべての歌にAIによる参考訳として現代語訳と鑑賞を添えているので、原文が読めなくても 何を詠んだ歌なのか分かるようにしています。詞書(歌が詠まれた事情)も、 残っているものは併せて表示します。
必要ありません。支払い方法の登録も不要です。ただし機種変更やアプリの入れ直しで 記録を引き継ぐには、Sign in with Apple での連携が必要になります。
毎月1日(日本時間)に戻ります。契約した日を基準にするのではなく暦月で区切るため、 月の途中で契約した場合もその月は上限まで使えます。
お支払い済みの期間が終わるまでは、そのままご利用いただけます。 期間が終わるとAI写真解析は使えなくなりますが、カレンダーに保存した歌は 引き続き見られます。
国際日本文化研究センター(日文研)の「和歌データベース」から、 利用許諾を得たうえで収録しています。現代語訳と鑑賞は、本アプリのために AIを用いて作成した参考訳です。